金閣寺      



中学3年の修学旅行は京都奈良でした。高校も大学もでしたが。

帰るとき 私の前にバスに乗り込んでいたクラス委員の男子が「先生、男子の部屋は忘れ物ありませーん」と担任に報告していました。

「ヤバい チェックしてこなかった!」

私は頭も悪いくせにシャレでクラス委員にさせられるタイプ、焦って 女子の大部屋に舞い戻り、隅の方に丸まっていたタオルをつかみとって バスに戻りました。

先生に「これ女子の忘れ物で〜す」
そして私は不良が座りがちの一番後ろの席に戻りました。(不良ではなかった)

バスが発車して担任が

「さ〜帰るぞ〜 忘れ物してないか? 女子!忘れ物したやつがいるぞ・・タオルだ、あ・・・パンツとシャツも挟まってるぞ、だれんだこりゃ笑」と言ってパンツとシャツもかざしました。

バスのなかは阿鼻叫喚 男子は興奮し女子はキャーキャー叫んでいました。

私もキャーキャー言いながら「ごめん!だれか!ちゃんとタオルの中見ればよかった、許してだれか〜〜!」と女子全員に謝って叫びました。

担任が何かに気づき「おっ?タオルに名前があるわ、永山!お前んだ」

私は気が狂ったように

「見ないでーみんな見ないでーー!先生やめてーー!」と叫び 奪いとろうとしたのだけど すでに補助席が降りていて みんなの荷物が置いてあり 一歩も進めませんでした。

担任はパンツをかざしながら「自分のパンツを届けるやつがいるかーー」と言ってみんなも笑い転げていました。

「先生、さわんないで−−!!」

「馬鹿かお前は」

思春期の甘酸っぱい思い出です。

 



先日、整理をしていたらその時に撮った写真がでてきました。
わたしは 平等院で友達と駆け回り、砂じゃりで転倒し ひざをひどくすりむき出血しています。
この写真で 足を なぜか伸ばしたままなのは、痛くて曲がらなかったからです。立てばよかったのに、ばかだね。

6月25日より 2年ぶり 東京セントラル美術館で個展をさせていただいただくことになりました。

京都の絵を何枚か出します。

描きながら たくさんの恥ずかしい思い出が甦りました。

 



永山裕子 水彩と素描展
東京セントラル美術館 主催

会期:2013年6月25日(火)〜7月6日(土)
時間:平日11:00〜18:30 /土・日11:00〜18:00


『透明水彩を描く50の作品とキーワード』
グラフィック社刊 出版記念
東京セントラル美術館
東京都中央区銀座2-7-18 銀座貿易ビル5階(地図
Tel: 03-3564-4600

 

 

2013/06/15

 

 

 

 

 

 

BACK