私はガーデニングが大の苦手です。

その代わり、胡蝶蘭だけは毎年元気に咲いてくれます。

アトリエで咲き誇る胡蝶蘭のまえで生徒さんに

「この花とは相性いいんですよねー」

と自慢気に言ったら

「胡蝶蘭は放っておけばいいのよ。手をかけないと咲くのよね〜」

…確かにね( -_-)

 




枝も好きな方向に延び放題、くるくるとまわっていて、まるでワルツを踊っているかのようです。

プレゼントでいただく胡蝶蘭は、華やかで長く楽しませてくれる花ですが、綺麗に形作られた枝は描く気がしませんでした。

アトリエで、お構いなしに伸びている様は、エネルギーに満ちています。
大きな画面に何枚か描きました。






先日ドイツとオーストリアに旅行した折、私が使っている絵の具の工場見学をしてきました。 愛用している絵の具やパステルの生まれる瞬間を見たい!とずっと思っていたので、念願が叶いました。

最も印象的だったのは、働いている人たちの自信とプライドでした。
ショーケースには130年前の絵の具も陳列されており、私の好きなココシュカ(特に水彩!)もこれを使って描いてたんだよなぁと思わず見入ってしまいました。

最後に社長と一緒に写真を撮りました。私はなぜかエプロンまでして、赤い絵の具をパレットに詰める作業中のパートのおばさんと化しています^^;






個展で、時々「色がきれいですね」と誉めていただくことがあります。
それは絵の具のおかげです。

そして「ここの色が濁ってるな、汚いな」と感じたら、それは私の仕業です 
(o_ _)o


1、2回塗っただけなら、発色がよく美しいのですが…  私は、綺麗な色のさらりとした水彩画を描くことには、まったく興味がないのです。

透明水彩絵の具というものは重ねてなんぼですから、ガシガシ色を重ねながらさらに水深が深まるような、奥行きのある透明感を出してみたい。

 

Le Grand Bleuの映画みたいに、絵の奥に奥に潜っていきたいなあ…


そんなに重ねたら透明水彩じゃないよという常識を無視し、こんなに重ねたからこそ、この透明感がでたんだよという絵を描いてみたい。まだ、水深30pの絵しか描いていないけど。


ああ、うまくなりたい!

描きたいように描けるような腕がほしい。

個展前でテンションがちょっとおかしくなっています。ごめんなさい。

 

9月の個展までには1mくらい潜れるように頑張ります。

どうぞ 銀座方面にお出向きの折は お立ち寄り下さいませ。



 

 

 

 

 

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