押入れの襖絵

2007年今年もよろしくお願いいたします。

お正月休みに家の押入れの襖絵を仕上げました。京都の智積院、国宝「桜図、長谷川等伯の息子・久蔵作」の部分を模写したものです。我が家はマンションなので襖も段ボールにコーティングを施した無地の味気ないものでした。まるで「じゃ、なんか描いてみたら?」と誘われているようで、ある日、意を決して襖に模写をはじめました。やるからには本物と同じ素材でと日本画の顔料や盛り上げ胡粉や金箔を揃えワクワクしながら始めました。
模写とはいえ毎日暮らす部屋の一部に直接絵を描くのは 失敗できないということもあり、かなり緊張しました。昔の絵描きは壁画や襖など直接、建築物に描いたわけで“任された責任感と自信”を持ち続け制作したのだろうなあと想像しながら描き、とても楽しかったです。私が図書館で借りた等白の画集をなかなか返さないので主人は怒っていましたが…

 今年は7月と12月に個展を企画していただいています。7月の銀座セントラル美術館では大きいサイズの作品展示と制作実演を、12月には作品集の出版と共にギャラリートーニチで展示をさせていただく予定です。夢中で描きます。

2007.1.15

 

 

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