ガレージセールの匂いがする!

 

 6月初めにフランスから帰りました。
私はどの土地に行っても「紙屋」(画材屋ではない)と「リサイクルショップ」(のみの市や、アンティークショップではない)を見つける特技があり、「ガレージセールの匂いがする!」と小路を歩きまわると出くわします。この勘の良さだけは自慢かも。

ここでポイントなのは、リサイクルショップであって、“のみの市”やもともと高級なアンティークを扱うお店ではないということ。同じ燭台でもアンティークショップで買うと高いのですが、古着や家電に混ざって置いてある場合は安い。

それぞれ、どんな人に使われていたのかなぁと想いをめぐらすことも楽しみの1つ。この緑色の壺はハンガリーの田舎で出逢ったものですが、よく見ると剥げ落ちた塗料の上に、誰かが花やつぼみを描き足している。

もともとの花よりもずっと愛らしくてへたっぴで、その素朴さに思わず笑みがこぼれます。割れ目の裏にはしっかりと補強が施された飾り皿も、永い間大切にされていたに違いありません。

手荷物で持ってくるのは確かに大変ですが、ブランドのバッグを手に入れるより何倍も嬉しい宝物です。これらが今回主人と2人で抱えて連れて来た器たちです。

2006.06.20

 

 

 

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